法人概要

理念

理念

特色

特色

歴史

日本社会福祉事業大学付属いたる学園において、障害児の療育・教育を開始した後、昭和42年、第二種社会福祉事業である相談事業を主たる業務とする社会福祉法人「いたる臨床発達指導センター」が設置・認可されました。相談室では、知恵や言葉の遅れなどについて教育・心理・福祉の面から総合診断を行い、幼児指導室では、子供の知的能力に正しい刺激を与え、健やかな精神発達を促し、訓練室では、重い知的障害を持つ方を対象に、長期にわたり通所指導を行ってきました。臨床・発達・指導という3つの側面から複合的・総合的に障害者を支援するという視点は、民間として全国唯一の先駆的・開拓的なものでもありました。

 

「体験は愚者を教える」という
古代ローマの歴史家タキトゥスの言葉が刻まれた礎石。
「愚者」とは「真理を知らない者」という意味で、
人間として生まれてくる者はすべて愚者であり、
「もしも愚者が自ら愚であると覚れば、すなわち覚者となる」
というブッダの教えに基づいています。

沿革

昭和42年   社会福祉法人「いたる臨床発達指導センター」認可
相談事業ならびに職業訓練部事業開始
昭和45年   幼児の通所訓練事業 開始
昭和50年   杉並区の助成により、「いたる阿佐谷生活園」開所(心身障害者通所訓練事業)
昭和60年   杉並区心身障害者緊急一時保護事業 受託
平成 4年   第二いたる阿佐谷生活園 開所
平成 5年   緊急一時保護事業をショートステイ事業に名称変更
平成 8年   精神薄弱者更生施設(通所)「阿佐谷生活園」設置
平成10年   東京都知的障害者生活寮「いたるホーム」開設
平成16年   社会福祉法人「いたるセンター」に法人名称を変更
平成18年   日帰りショートステイ事業「マルコ」委託
平成19年   指定管理事業者として「あけぼの作業所」運営開始
サポートウイズ事業開始
平成20年   「阿佐谷生活園」、新体系に移行
杉並区障害者相談支援事業所 受託
平成21年   「あけぼの作業所」、新体系に移行
就労継続支援A型事業「PukuPuku」開始
平成23年   目黒区立目黒本町福祉工房内
福祉ショップ「さんまるしぇ」開店
平成24年   阿佐谷生活園、「阿佐谷福祉工房」に名称変更
「阿佐谷福祉工房」および「クローバー」、新屋舎完成
指定管理事業者として「目黒区立目黒本町福祉工房」運営開始
都有地活用による地域の福祉インフラ整備事業「成城八丁目・多機能型障害者福祉施設」受託決定
平成25年   杉並区障害者地域相談支援センター
「すまいる高井戸」運営委託
グループホーム、11番目のグループホーム開設
いたるセンター、45周年を迎える
サポートウイズとグループホーム 合併
平成26年   いたる地域ケアセンター、新事務所オープン
グループホーム、12番目のホーム開設
グループホーム、世田谷区に初のホーム開設
「にぎやかな風」・リニューアルオープン
平成27年   多機能型障害福祉サービス事業所「イタール成城」開設
(生活介護事業部・短期入所「みつばち」・共同生活援助「バンブル」)
平成28年   複合型福祉サービス事業所「イタール上荻」開設
(共同生活援助「ワルツ」・小規模型事業所内保育事業A型「ピヨピヨおうちえん」)
平成29年   世田谷区・グループホーム「ビートル喜多見」開設
(共同生活援助・職員寮併設)
平成30年   ピヨピヨおうちえん荻窪駅前 開設
(小規模保育事業)
令和元年   「地域ケアセンター」、「包括ケアセンター」に名称変更
目黒・グループホーム「目黒のぞみ寮」指定管理開始(共同生活援助)
身体障害者福祉住宅「田道ハイム」管理業務委託開始
「いたる訪問看護ステーション」開設
世田谷・グループホーム「アネモネ」開設(共同生活援助)
世田谷・グループホーム「プリムラ」開設(共同生活援助)
「久遠チョコレート浜田山店」開設

法人名称の由来

セガンやモンテッソーリといった知的障害者教育・福祉の創始者たちに引き継がれ、
感覚訓練法の基礎をつくったフランスの医師、ジャン・イタール。
パリ郊外の森で発見され、絶望的な白痴とされた野生児を引き取り、
人間社会で生活できるよう教育を施したことで知られています。
そのイタールの偉大な精神を継承し、
それを実践・遂行する中心的役割(センター)となることを掲げ、
「いたるセンター」と名づけられました。

  ジャン・イタール

Jean Marc Gaspard Itard
(1774-1838)

展望

いたるセンターでは障害を持った方々が生まれ育った地域で安心して暮らしてゆくために数多くのサービス提供を目指します。
「働く場所」「暮らす場所」「地域交流・集いの場所」での利用者の方一人ひとりの幸せを追求します。

社会福祉法人いたるセンターのビジョン・複合化施設
社会福祉法人いたるセンターのビジョン・複合化施設 夢を「見える化」して
いたるセンターの「夢」を「見える化」(ビジョン)してみました。
ここには「作業所」や「グループホーム」「ショートステイ」「保育室」など、
すでに整備した施設があります。
また、「老人施設」「診療所」などまだない施設も見受けられます。
これが、いたるセンターの「総合福祉」の「夢」の設計図です。

法人概要

名称 社会福祉法人いたるセンター
住所 〒167-0032 東京都杉並区天沼1-15-18
〒167-0043 東京都杉並区上荻1-20-6 スターフィールド上荻B1(法人本部)
電話 03-3392-7346(法人本部)
FAX 03-3391-8039(法人本部)

いたる賛助会

いたる賛助会は、いたるセンターの行う福祉活動を支援するとともに、
地域に密着した活動を中心に据え、
地域に生活する障害者(児)の福祉の向上を目的として、平成11年に発足しました。
会員の方々は、いたるセンターの施設・サービスのご利用者様の父兄や
地域の皆様、ご賛同いただいた企業・団体が中心となっています。
集められた会費は、主にグループホームの設立や運営をはじめとする、
いたる事業支援費として地域福祉の向上に充てられます。

>>いたる賛助会の詳しい情報はこちら

  ジャン・イタール